ぼくは中2、きょうは戸倉の日だ。
2階にあがって教室に入る
ガラス扉を開けるとほんのりとヒノキの香り
正面の机に戸倉先生がいる。「こんにちは」といつものでかい声。
ぼくは「こんにちは」と普通に返す。
おっ!もうみんなやってる。
Point!・・・戸倉は早く教室に入って自習していてOK
カードをタッチ
これでお母さんに入室した連絡がいく。
今日はセーフ。遅刻をしたらお母さんにバレバレだ。
Point!・・・戸倉は入室と退室を毎回本人の画像付きでお母さんに送信。眠そうな顔も、キリッとした顔も毎日確認できます。
今日の席の確認して、そしてログイン。
今日勉強する科目を選ぶ。「今日は理科か・・・」
すると「前回のおさらい」が始まる
おさらいを終えると今度は「オススメ」だ
Point!・・・戸倉は子別にトリプル指導
1.子別授業を受ける
2.授業の内容を子別に宿題プリント
3.次回の授業で子別に前回のおさらい
面倒くさいから適当に授業を進めていると、戸倉先生に呼び出される。
「くそっ!人工知能が先生に告げ口したんだ。」
Point!・・・戸倉は見逃さない・・・開けた教室内は戸倉の席から全員の様子が見渡せる。人工知能も強力にサポート。授業を聞いていない、間違えたときに解説を読んでいない、つまずいている、などなどアラートで戸倉をヘルプ。これらの授業中の姿勢は生徒本人が気が付いていないことがほとんど。毎回呼び出して「意識」を習慣化することで必ず成績が上がります。
戸倉先生に「どうした?」と聞かれる。ぼくはしどろもどろに言い訳。でもきっと先生にはバレバレだ。まあ今日は先生優しかったから助かった。
もう一度呼び出されたらきっと今度はアウトだ。ちゃんとやろう・・・。
別の子が戸倉先生に呼び出された。「〇□さーん、ノート持ってきて!」
出ました恐怖の言葉「ノート持ってきて!」。
その子が解いた問題を先生の大きなPCの画面で見ながら先生に教えてもらっている。(おぉ!!!あの子はちゃんとノートに書いていたんだ・・・)
Point!・・・戸倉の机で時々戸倉自身が個別指導します。ただし依存が起きないように私戸倉がする個別指導は必要最小限に。
ノートに計算過程を書いていなかったら悲惨だ。
この前はそれでみっちり指導された。
Point!・・・ノートがゴチャゴチャの子は頭の中もゴチャゴチャ。最初は黒ボールペン、2回目は青ボールペン、3回目はノートに赤印。ノート指導は戸倉の基本。これが出来れば必ず成績は上がります。
また戸倉先生のでかい声。今度は「△□くん、よくやった素因数分解!合格だ!」
きっとまた人工知能が戸倉先生に教えたんだ。
あいつ(△□)は調子に乗るタイプだから、また一気に進めるな・・・
Point!・・・人工知能は褒めるタイミングを知らせてくれるので「よくやった!」を見逃さない。
俺も負けてられっか!
Point!・・・この空気が戸倉の特徴
何!”小5の割合の求めかた”をやれって?
ぼくは中2。今勉強してたのは“中2理科の水蒸気と雲”だ。また人工知能が戻しやがった。今度は小学算数か・・・。まあ仕方がない。やるか。
Point!・・・人工知能は科目をまたいでさかのぼります。
ゴーン・ゴーン・ゴーン(鐘の音)戸倉塾のチャイムの音だ。
もう終わりか。今日も早かったな。さてさて宿題宿題。
Point!・・・戸倉の宿題は生徒との合意。この宿題にどれくらいの時間がかかるのか?(作業時間の見積もり)。いつどこでやるのか(スケジューリング)を毎回生徒と打ち合わせ。タスクマネジメントは会社員時代から戸倉の得意。
宿題は今日勉強したところから、人工知能が問題をプリントしてくる。
あーやっぱり小5算数の問題も入ってる。
Point!・・・その子だけの子別プリント。その日にその子が学習した範囲から人工知能が問題を抽出。その子に合った難易度で宿題プリンを作ります。
毎回、その日の授業でやった問題が宿題になるから。「わかりませんでした」という言い訳はできない。
Point!・・・そう。その通り。
宿題を手に取るぼくを見て、戸倉先生が「どうだ」とばかりに、にんまりとしている。
まあやるしかないよな。
それにしても戸倉先生と人工知能のペアは最強だな。スキが無い。
Point!・・・戸倉はICT教材(コンピューターを使った教材)を使い続けて10年。この10年の間にずいぶん良い教材が世に出てきました。おかげで私戸倉は子どもたちのモチュベーションの管理や、勉強の仕方の指導、PDCAの回し方の指導など、本当に世の中に出て必要な事の指導に一層時間を割けるようになりました。
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中間テスト終了。
今回はまあまあだった。PCでやった問題がそのまま出た。宿題プリントを見直しておいてよかった。これなら戸倉先生も褒めてくれるだろう。
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期末テストのテスト範囲表が出た。
さっそく戸倉先生にテスト範囲のページを伝える。戸倉先生はすぐにatama+に教科書のページを入力。すぐにぼく専用の対策カリキュラムが出来た。
Point!・・・人工知能を使ったテスト対策。人工知能のデータベースには各学校の教科書の情報が入っています。教科書のページを入力すると、人工知能はその子に応じた(学力や学習の個性に応じた)最適な「子別カリキュラム」を組みます。終えるまでに必要な時間も推定してくれるので、計画を立てる大きな手助けに。時にはテストまでにやり終えられないという予測が出ることも。
おっ?今度は7時間か。(atama+の予測時間)
よーし。こいつ(人工知能)の予測を超えてやる。俺は5時間で終わらせるぞ!
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3か月後
新しく入ってきたあの子。また先生の机に呼び出されてる。「英和辞典持ってきて!」
あーぁ、かわいそうに。またちゃんと調べたか確認されてる。きっとみっちり絞られるな。
Point!・・・受講開始してしばらくの期間は、私に呼び出されることが多いです。ノートの取り方であったり、解説の読み方であったり、辞書の引き方であったり。
そう言えばぼく、最近戸倉先生の机に呼び出しされないな・・・
Point!・・・これをしたら戸倉に何と言われるか?。これを"しなかったら"戸倉に何と言われるか?
これが俯瞰的見地(ふかんてき けんち)。戸倉子別の神髄です。
以上 作:NT君 脚本:戸倉
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